従業員の急増により導入を決意。SmartHRの活用が組織力を高める
課題
- 大規模な新卒採用により労務管理の負担が重くのしかかった
- 最新の従業員データが一箇所に集約されていなかった
- 紙による管理により該当のデータを探すのに苦労していた
解決策
- 人事マスターとしてSmartHRを導入
- 入社手続きをはじめとした労務管理をペーパーレス化
効果
- 申請対応や従業員データの抽出もスムーズに
- 担当者のみならず従業員からも好評
- 組織力の強化にも効果あり
株式会社RITAは、「美・喜・健康」の3つのテーマを掲げ、美容院・エステサロン、アイラッシュサロン、ネイルサロンを運営しています。事業拡大に伴う新卒採用により、これまでの紙を中心とした労務管理の負担が大幅に増えることを見据えて、SmartHRを導入しました。
その決断の背景には、これまで同社の労務上の課題解決を支えてきたSen社会保険労務士法人によるSmartHRの推薦がありました。
導入までの過程と導入後の変化について、株式会社RITA 取締役 森脇さん、本部総務 浦田さん、宮本さん、Sen社会保険労務士法人 代表 石山さんにお話を伺いました。
従業員数の増加と今後のさらなる事業拡大を見据えて導入
御社について教えてください。
森脇さん:株式会社RITAでは、広島市内の中心部に、美容院・エステサロン、アイラッシュサロン、ネイルサロンを運営しています。
創業時には従業員が8名しかいなかったのですが、毎年120%から180%アップの安定成長を遂げています。従業員数も総勢60名に増えてきておりますので、ようやくここまで来たと感じています。
御社は、以前から労務領域の課題について社会保険労務士法人にご相談されていたと伺っています。
森脇さん:はい。弊社では、Sen社会保険労務士法人に労務管理の業務をお手伝いいただいています。
2022年の夏頃から勤怠と給与ではクラウドサービスを利用していたのですが、Senさんからは労務管理の方もクラウド化させてはどうかとご提案いただいていました。翌年の春から新卒採用が18人と決まっており、当時は40人くらいの規模でしたので、申請ごとや手続きの業務も約1.5倍に増えると考えました。
Senさんからご提案いただいてから頭の中にはずっとSmartHRのことがあったので、今がもう導入のタイミングだと思いました。
Sen社会保険労務士法人 石山さん:新たに18人入社されるのでSmartHRを導入したいとのことだったのですが、私はもう少し長期的な視野でみていました。
RITAさんは研修だったり評価だったりにも力を入れておられるので、人事マスターをひとつ抱えておくのが、今後の成長に役に立つのではないかと考えました。SmartHRを導入したらRITAさんにとっての今後の発展につながると思ったのを覚えています。
最新の従業員情報が集約され、必要な情報をすぐを取り出せるように
導入後の変化を教えてください。
森脇さん:以前までは、最新のスタッフ情報が一か所に集約をされていない状態でした。すべてが正しい状態なのかどうかも不安が大きかったのですが、今はSmartHRを使うことによって、常に最新の状態が保てることに非常に信頼を置いています。申請時にもさっとボタンを押すだけでデータを抽出できるのがありがたいですね。
浦田さん:これまでは従業員に紙を受け取りにきてもらい、書いてもらうなど時間もかかりますし、ひとつの手続きに対して時間がかかっていたのが一番の課題でした。
今は紙での提出ではないので、「この情報が欲しい」という依頼にもすぐに対応できます。スタッフは空き時間や移動時間でも申請ができるので、効率化ができていると感じています。
Sen社会保険労務士法人 石山さん:SmartHRはUI(ユーザーインターフェース)が優れていて従業員さんにとってわかりやすいプロダクトだと理解しています。情報の集まり方が大変スムーズですね。業務改善を進めやすいツールだと思っています。
宮本さん:申請ごとについて、従業員から「ここ(住所など)が変わったんですけど、どうしたらいいですか?」という質問がよくありました。そういう時には、「SmartHRで申請してくださいね」という一言で「あ、それだけでいいんだ。簡単だな」とリアクションをいただいています。
森脇さん:SmartHRは労務の業務がわかりやすく管理できるシステムだったので、初めて携わる人間でも「労務の仕事ってこんな感じなんだ」とすぐに理解してもらえました。新たに仕事を追加したとしても、スムーズに業務のなかに溶け込ませられました。
宮本さん:パソコンひとつでピピっとできますし、パソコンから離れていても私のスマートフォンでデータを落とすだとか、あとは入社退社の処理もSmartHRひとつでできるので安心して使っていけると思います。
SmartHRの導入が組織力の強化につながる
SmartHRはどのような会社におすすめできますか?
石山さん:私は世の中に組織化できている中小企業は大変少ないと感じており、それだと成長にも限界があると考えています。クラウドツールを使おうと思った時に、やはり総務だけで使うものではないと思うんです。
従業員の皆さんに使っていただいて初めて効果が出るものだと思っているので、SmartHRを従業員さんに直接結びつけることで、会社としての組織力が上がる効果があると思っています。組織力の強化をしたい企業には非常に向いていると思います。
コンパクトなバックオフィスを構築し、従業員がより働きやすい環境の実現へ
最後に、今後の展望を教えてください。
森脇さん:「もっと効率的に」「もっとスピードアップを」など、そういった考えをもってくれている従業員が多く働いています。それを支えるバックオフィスはコンパクトに運用をしていって、長く会社を経営をしていくこと、給与や福利厚生を上げていくこともセットに考えて、より働きやすい環境づくりを目指していきたいと思っています。
引き続きSmartHRがご支援できるよう改善を進めてまいります。本日は貴重なお話をありがとうございました!
※
掲載内容は取材当時のものです。
お役立ち資料
-
SmartHR機能まるわかりガイド
-
SmartHR導入事例集
-
すぐにわかる SmartHR資料 3点セット