従業員一人ひとりの声を素早く集め、組織づくり・各種制度の整備に活用
■ 業務課題と「従業員サーベイ」機能の導入理由
三菱重工業株式会社は、2021年より国内グループ従業員約6万名への展開を視野に入れた「SmartHR」の導入を開始し、人事・労務領域でのDXを推進しています。同社では、工場などの現場にいる従業員は社用PCを所持しておらず、人事部門との情報のやり取りは紙が基本となっていました。しかし「SmartHR」の導入により、従業員自身のスマートフォンやPCを利用した労務手続きを通じて、さまざまな情報のやり取りを相互に、かつオンラインで行えるようになりました。こうした変化が生じたことで「SmartHR」をハブとした人事部門と従業員の繋がりを得た同社は、組織づくりや事業貢献にもこの繋がりを活用するため、従業員から素早く積極的な意見収集が行える「従業員サーベイ」機能の検討を開始しました。
「SmartHR」の「従業員サーベイ」機能は、労務手続きを通して「SmartHR」に蓄積された従業員情報を使用します。従業員の部署や役職、雇用形態や入社年月日といった情報から、対象者の細かなフィルタリングが可能となり、権限設定が柔軟に行えるため、人事部門以外がオーナーとなるさまざまな用途・目的でのサーベイも実施できます。収集したサーベイ結果は、部署や役職、勤続年数など複数の従業員項目をかけあわせて分析が可能です。「SmartHR」上で簡単に集計できるため、データ加工の必要がなく、回答締め切り後すぐに集計結果を参照できます。
上記の機能的な特徴に加え、すでに利用している労務機能と同様のUIでサーベイを利用できるため、従業員の円滑な利用が期待できる点と細やかなサポートによる運用面の安心感を評価していただき、導入が決まりました。
参考:グループ国内60,000名の展開を見据えた全社DX推進の軌跡
■ 「SmartHR」に期待すること
SmartHRを導入したことで従来ダイレクトに情報を伝達する事の出来なかった社有PCを持たない現場従業員や当社グループ外の出向者と繋がることができました。そして、今回従業員サーベイを導入したことで、全ての従業員と双方向のコミュニケーションルートが整ったと考えております。三菱重工グループは、一人ひとりが能力を十分に発揮できる企業風土・各種制度の整備に努めてきており、SmartHRの活用はその促進に寄与するものと考えています。
三菱重工業株式会社 HRマネジメント部 部長 引地 淳 様
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掲載内容は取材当時のものです。
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