人事評価機能でつなぐ従業員の想い。笑顔あふれる職場を目指して
株式会社フルライフケアは、関西エリアを中心に介護事業を軸とした総合ケア事業を展開しています。
同社は、紙を中心とした従業員情報の管理に課題を抱えていました。また、同時に離職率の改善にも取り組んでいたため、労務とタレントマネジメントの両軸で課題解決につながるSmartHRの導入を決断されました。
その背景にある想いと導入後の変化について、玉置さん、戸村さん、田中さん、岸さん、山口さん、森本さんにお話を伺いました。
従業員情報の一元管理を目指してSmartHRを導入
御社について教えてください。
玉置さん:株式会社フルライフケアは2011年8月に設立し、有料老人ホーム、訪問介護、福祉分野で多岐にわたって運営しています。現在は関西エリアで19の施設運営をしており、従業員数は600名弱となっております。
SmartHR導入の背景を教えてください。
戸村さん:従業員数が500名を超えてくるあたりから、紙による従業員情報の管理が難しくなっていました。そのため、情報を一元管理できるシステムの導入を考え、複数の候補のなかから弊社に一番合っていると感じたSmartHRを導入しました。
紙のやりとりが減ることで従業員も事務員も負荷が軽減
導入後の変化を教えてください。
田中さん:労務管理でいえば、今では9割近くの書類がすべてSmartHR内で完結できる状態になりました。
また、2022年に初めて実施したSmartHRの年末調整では、すべて質問形式になっているため、案内に沿って回答していくだけで書類が作成され、従業員も事務員も手続きが楽になりました。
岸さん:SmartHRであればウェブ上のやりとりで完結するのがいいですね。紙の書類を持参して提出するのは従業員の方にとっても手間になりますし、できるだけやりとりにかかる時間を短縮したいと思っていたので助かっています。
従業員の生の声を聞くために利用プランの変更を決断
当初より、労務とタレントマネジメントの両軸での活用となる「HRストラテジープラン」をご利用いただいていると伺っています。
戸村さん:元々は業務効率化の観点で労務管理に限った利用でした。ただ、加えて部署として離職率を下げることも重要な課題と認識していたため、従業員の生の声を聞くために従業員サーベイや人事評価などの機能も利用しています。
田中さん:人事評価機能では従業員の皆さん自身の自己評価を回収し、その内容をもとにマネージャーと面談を実施しています。以前まで人事評価は各施設内で実施しており、人事には面談内容が共有されず不透明でした。人事評価機能の利用により、その課題が改善できたと思っています。
参考:SmartHR料金プラン
事前の自己評価の実施により面談がさらに価値ある時間に
人事評価機能導入による変化を教えてください。
山口さん:SmartHRの人事評価機能を使用して、事前に必要な項目に内容を記入してから面談に臨む流れに変わりました。その過程で自分と向き合い、気持ちが整理できることを実感しています。この点には明確な変化を感じますね。
森本さん:全従業員に事前にヒアリングし、その内容を確認したうえで面談に準備して臨めています。その人に合ったマネジメントプランを提案できるので助かっていますね。
山口さん:自分自身が働きやすい環境になったら、やはり気持ちにも余裕が生まれて利用者さまにもより丁寧なケアができると思います。SmartHRの人事評価機能の導入がいいきっかけになっていると感じています。
従業員の悩みの早期発見ができ、離職防止につながった
森本さん:マネジメントする側としては、いかに従業員が働きやすい環境を作るかが重要です。たとえ口では言いにくいことでも、文章であれば伝えられる従業員もいるはずです。そういった環境があることは、運営側として非常に助かっています。
戸村さん:ある一人の新卒の従業員が真剣に悩んでいて、退職を考えている旨の内容が評価シート内に書かれていたことがあったんです。それを見て、手遅れになる前に人事の方で対処ができたんですよね。従業員の悩みに寄り添うことで、離職を防止できました。この従業員の声を拾えたのは、人事評価機能のおかげだと感じました。そのできごとが一番印象に残っています。
従業員の満足度を高めサービスの質のさらなる向上を目指す
最後に、今後の展望を教えてください。
玉置さん:労務効率化とタレントマネジメントの2軸で考えて運用することで、従業員が満足できるようなシステムを構築していきたいと考えています。生き生きと働く従業員によって、ぬくもりのあるサービスを提供できるような会社を作っていきたいと思います。
引き続きSmartHRがご支援できるよう改善を進めてまいります。本日は貴重なお話をありがとうございました!
※
掲載内容は取材当時のものです。