プレスリリース
2017/11/15
株式会社SmartHRが時価発行新株予約権信託®を活用した 従業員向けインセンティブプランを導入
事業へ貢献する従業員に高価値のインセンティブを付与
株式会社SmartHR(以下、SmartHR)はこのたび、従業員に対して、企業価値向上の貢献度に応じてより高いインセンティブを付与できる、時価発行新株予約権信託®を活用したストックオプション(以下、信託活用型ストックオプション)の発行を決定したことをお知らせいたします。
◼ 信託活用型ストックオプション 発行の背景
スタートアップ企業において、資金の使途はシビアにならざるを得ません。そこで、活躍する従業員へのインセンティブとして、ストックオプションを用いるのが一般的です。
ただし、従来のストックオプションは、事業が成長すればするほど新規発行するストックオプションの行使価格が高くなり、従業員にとっての価値が相対的に低くなっていってしまうという課題が存在します。
SmartHRが採用した今回の信託活用型ストックオプションは、信託時点の株価をベースにした比較的安価な行使価格の新株予約権を、将来にわたって配布できることから、従業員は付与された時期に関わらず、行使時には高いキャピタルゲイン(売買差益)を得ることができます。
将来採用される従業員にも、事業貢献に応じて初期に入社した従業員と同価値の新株予約権を付与することができるため、入社時期や上場時期に関わらず、実際に果たした貢献に報いることが可能になります。これにより、ストックオプションを用いた前述のインセンティブ制度の課題解決を目指します。
◼ 信託活用型ストックオプションとは
従来の、対象者と株式数をあらかじめ確定し、その都度発行しなければならない方式とは異なり、発行時点の権利行使価格の新株予約権を将来にわたって配布することが可能なスキームです。
この設計は、株式会社プルータス・コンサルティングと松田良成弁護士が考案した(※)、前例の少ない画期的なスキームです。
※「時価発行新株予約権信託®」で商標登録されており、今回のSmartHRの決定においては、両者に許諾を得ています。
・従来のストックオプション(新株予約権)との違い
◼ 今後の展開
SmartHRは、2017年11月にサービス提供開始から2年目を迎え、継続的に拡大しています。
今後も成長過程の新鋭プロダクトとして、機能を充実させ、サービスの質を一層向上させてまいります。
そのために、既存の従業員はもちろん、これから入社して活躍する従業員にも同様に高いインセンティブを付与し、従業員が働きやすく、十分に能力を発揮できる環境や制度設計を構築してまいります。
◼ プレスキット
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※ 記載情報は、発表日現在のものです。情報は予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承ください。
SmartHR