人事・労務業務のペーパーレス化と属人化解消を後押し
■ 業務課題とSmartHR検討背景
石川ヘルスケアグループは、1976年の石川外科医院開設以来、愛媛県四国中央市で、HITO病院での救急医療から療養、訪問、デイサービス、高齢者向け住宅、障がい者施設など、医療・介護・福祉事業を展開しています。各法人それぞれの強みを活かして、病気の予防から専門性の高い医療まで切れ目のないサービスを提供し、理念である「いきるを支える医療・介護・福祉の実現」を目指して、発展・進化を続けています。グループの成長とともに、従業員が1300名を超え、紙媒体で行っていた年末調整や入退職手続きといった人事・労務業務に紙媒体を用いており、配布・提出業務の効率の悪さや管理・処理業務の属人化という課題を抱えていました。加えて、人事・労務で扱うデータの管理の非効率さにも課題意識を持っていました。そこで、業務のペーパーレス化と各種データの一元管理などを通じた、総務人事担当者および経理の年末調整担当者の業務効率化に向けて、クラウド人事労務ソフトの導入検討を開始しました。
■ SmartHR選定理由
SmartHRは、雇用契約の締結や入社手続き、年末調整を始めとした人事・労務に関わる手続きをオンライン上で完結できます。また、「誰の手続きがどこまで進んでいるのか」が可視化されるため、人事担当者が個別で管理することによって起こる属人化の解消と業務平準化を実現します。これらのSmartHRが持つ基本的な機能に加え、インターフェースが分かりやすい点や、連携先が多く担当業務の効率化が期待できる点などが、石川ヘルスケアグループの課題解決に繋がると評価され、導入が決定しました。
今回、社会医療法人石川記念会をはじめ、石川ヘルスケアグループに所属する全5法人で導入され、各社の人事データのフォーマットの一元化を実現するとともに、法人を超えた異動情報の管理を可能にします。
■ SmartHRに期待すること
SmartHRを導入して、バックオフィスのDXを推進していきたいと考えています。置き換わる作業部分はシステム化し、スタッフは、よりクリエイティブな業務に注力できる職場環境の一助になることを期待しています。また、SmartHRで手続きのペーパーレスが進むことで、従業員全体の負担軽減とテレワーク等の多様な働き方に対応した環境づくりを目指していきます。
社会医療法人石川記念会 HITO病院 総務・人事・広報課 課長 岩岡大輔 様
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掲載内容は取材当時のものです。