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「もうこれなしでは業務が回らない。まるで労務担当がもう1人いるよう」

(労務を担当する納谷さん)
(労務を担当する納谷さん)
  • 課題
    労務業務にかなりの時間を割いており、他の仕事まで手が回らなかった
    業務システムを導入しても扱いきれるかどうか不安だった
  • 解決策
    労務業務に慣れていなくても使いこなせるシステムの導入
    従業員の増加に対応するため、入退社手続きを簡略化
  • 効果
    書類の作成や郵送の大幅な削減に成功
    電子申請で入退社の手続きがスムーズに

「沖縄離島の急病患者を救うために医療用飛行機を購入したい!」、「モノづくりが、変わる。5万円台のレーザー加工機 FABOOL」、「下関を世界有数の港町に!複合施設ウズハウスで町を元気にする」……。

これらはすべてクラウドファンディングサービス「READYFOR」に実際に掲載され、資金調達を成功させたプロジェクトです。それぞれが数千万円の目標金額を設定し、数百人の支援者を集めました。

クラウドファンディングとは、不特定多数からインターネットを通じて少額の資金を集める仕組みを指す言葉で、2013年頃よりその存在が注目されるようになり、以後多くのサービスが生まれています。

その中でもとくに存在感を示し、急成長をみせているサービスがREADYFOR株式会社の運営する日本初、日本最大のクラウドファンディングサービス「READYFOR」です。

今回のインタビューでは、急成長中のサービスに合わせて急成長するREADYFOR株式会社で、労務を担当する納谷さんにSmartHRを導入した背景や導入後の変化についてお聞きしました。

本日はよろしくお願いします! まず、READYFOR株式会社についてお聞かせください。

よろしくお願いします! 「READYFOR」は日本で最初のクラウドファンディングサービスとして2011年3月に誕生しました。その3年後の2014年7月にREADYFOR株式会社が設立されました。

元々は東大発のベンチャー企業が「READYFOR」を運営していたのですが、2014年に弊社が事業を譲受して運営を開始しました。2016年現在、日本最大のクラウドファンディングサービスとして成長し続けています。

サービスの成長に合わせて企業も成長していく中、どのような課題を抱えていたのでしょうか?

私が入社するまでは会社には労務担当者がひとりもいなかったので、役員と社労士で業務を回している状態でした。手続きや書類作成、給与計算などにかなりの時間がかかっていたため、私が労務の専任として入社しました。

しかし、私は労務が未経験でしたので知識はまったくなく、入社時に何を提出すれば良いのかも知らず、雛形を見たところでどこに何を書けば良いのか分からない状態でした。入社当初は手続きや書類作成にかなりの時間を割いてしまっており、「他の仕事になかなか手が回らない」と悩んでいました。

困っていたら顧問社労士がSmartHRを勧めてくれた

現在はSmartHRで各種手続きを行っていただいていますが、導入した経緯を教えてください

弊社の顧問社労士がSmartHRを勧めてくれたことで存在を知りました。私に労務経験がなかったこともあり、「SmartHRを使ってみれば?」と提案してくれました。

現在(2016年6月)は約60名の従業員が働いており、従業員は毎月4-5名のペースで増えています。さらに今後の従業員の増加にも対応しなければいけないですし、入退社の手続きの簡略化は必須でしたので、その点でもSmartHRはマッチしました。

まずは無料期間中にテストとして使ってみましたが、大幅に業務が効率化されたのでそのまま継続して使用しています。

SmartHRの導入前は社労士さんに毎週来ていただいて、「書類が大量にあるのですが、どうすれば良いですか」と聞いていました(笑)。今ではより重要な相談を多くできるようになり、社労士さんも私の業務量が減ってよかったと思っているようです。

移転して間もなく、まだ物が少ないオフィス

使いこなせないソフトが多い中、SmartHRなら使いこなせると感じた

実際にSmartHRを触ってみた印象はどうですか?

まずデザインが優れているなと思いました。私たちもウェブサービスを提供する企業なので、デザインや使い心地は非常に気になってしまうのですが、SmartHRのデザインや使い心地の良さに驚きました。ボタンひとつや色についても洗練されていると感じました。

この手のサービスに対しては恐怖心があったのですが、SmartHRはとっつきやすく感じたので「とりあえずやってみるか」と思えました。そして実際に触ったら恐怖心はなくなりました。

恐怖心とは具体的にどのような感覚でしょうか?

業務系のシステムは機能が多くあったり、様々なオプションが用意されていて色々できる反面、使い方が難しかったり、デザインが分かりづらかったりすることが多いので扱いきれるのか怖い……というか不安になることがありました。

あとは、バックオフィスの担当者は自分たちで売上を上げているわけではないので、お金をかけて導入したけど活用しきれないという不必要なコストは生み出したくないという思いもありました。

なので、まずはテスト的にSmartHRを使用してみたのですが、これならちゃんと使えそうだと思い導入を決めました。

もうこれなしでは業務が回らない

実際にSmartHRを実務で使用してみて課題は解決されましたか?

すごく助かっています。というか、もうこれなしでは業務が回らないです(笑)。

やっぱり入退社の際の電子申請がすごく楽です。そもそもネット全盛期の現代になぜ郵送したり窓口に行かなくてはいけないの?という疑問があったので、ポチポチ押すだけで済むのは本当に嬉しいですね。

申請した手続きの状況が分かるのもありがたいです。郵送だとちゃんと届いているのか不安ですし、届いても状況が分からないので、いつになったら手続きが終わるのか読めないので……。

しかも、記入内容にミスがあって数日後に書類が返戻されてきたり……。

そうなんですよね。ですので、今まではミスがないように何度も調べたり確認して提出をしていましたが、SmartHRを導入してからはそもそも書類作成や郵送が大幅に減りましたし、なにか困ったことがあってもすぐにチャットサポートで聞けるのでとても助かっています。

労務担当がもう一人いるみたいで心強い

ありがとうございます! 私たちはチャットサポートに力を入れているのですが、サポートに対しての感想を教えてください。

まず何よりもレスが早いのが助かっています。そしてフレンドリーで肩肘張らずにやり取りできるのが嬉しいですね。

こちらが質問内容をうまく説明できなかったりすると、先回りしてフォローしてもらえたり、色々教えてもらえるので労務担当がもう一人いるみたいな気持ちで心強いです!

「労務担当がもう一人いるみたい」という感想は嬉しいです……!

SmartHRへの期待

SmartHRへの要望はありますか?

弊社は平均年齢が20代後半なので結婚や出産も少なくないので、氏名変更や産休・育休の電子申請に対応していただけたら嬉しいです!

ご意見ありがとうございます。各種手続きも順次対応予定ですのでお待ちください!6月末にはご要望の多かった算定基礎・年度更新の手続きに対応しました。SmartHRの賃金台帳のデータを使用して自動計算や書類作成、手続きまで行える機能です。

さっそく使いました! 緑のでっかい封筒が届いて「これ(年度更新)をやるのか……」と思っていたのでかなり助かりました(笑)。誰でも労務ができるサービスに進化してますよね。これからもどんどんよくなっていくんだろうなと期待しています。

ありがとうございます。期待に応えられるように頑張ります! いつも最後にSmartHRのオススメ度を聞いているのですが、0〜10で評価するといくつでしょうか?

もちろん10です!

おぉ、ありがとうございます! これからもカイゼンしていきますのでよろしくお願いします!

※従業員の氏名変更、育児休業給付金申請を行うことが可能になりました。産前産後休業取得者申出書/変更(終了)届には未対応です。(2020年12月現在)

納谷さん、本日はありがとうございました!