プレスリリース
2026/10/02
SmartHR、AIを活用した「ブラウザ自動操作」機能を拡張。API非対応Webサービスのアカウント作成・削除を自動化
〜 AIを活用した機能が管理者に代わって操作し、先行導入企業でアカウント管理の作業時間を最大83%(※)短縮 〜
株式会社SmartHR(本社:東京都港区、代表取締役CEO:芹澤 雅人)は、人と組織のためのバックオフィスシステム「SmartHR(スマートエイチアール)」の「ID管理」機能において、AIを活用した「ブラウザ自動操作」機能を拡張し、API連携に対応していないWebサービスのアカウント作成・削除を自動で実行できる機能の提供を開始しました。
(※)アカウント削除にかかる1アカウントあたりの作業時間を、約60秒から約10秒に短縮した先行導入企業での実績です。利用するWebサービスや操作により、結果は異なります。
開発背景
企業が利用するWebサービスが増える中、情報システム部門では、従業員の入社・異動・退職に伴い、さまざまなサービスのアカウントを作成・削除する必要があります。特にAPI連携に対応していないWebサービスでは、管理者がサービスごとにログインし、従業員情報の入力や対象アカウントの検索といった作業を手動で行う必要があり、アカウント管理業務の負担となっていました。
SmartHRの「ID管理」機能では、2026年5月にAIを活用した「ブラウザ自動操作」機能の提供を開始しました。API連携に対応していないWebサービスからもアカウント情報を自動で取得し、SmartHRに登録された従業員データと照合することで、従業員ごとのアカウント保有状況と、作成・削除の要否を把握できるようになりました。一方、実際のアカウント作成・削除は管理者が手動で行う必要がありました。
今回の機能拡張では、管理者が対象のWebサービス上でアカウント作成・削除の操作を記録し、その内容から生成された操作手順を保存することで、以降の操作を自動化します。これにより、API連携に対応していないWebサービスでも、アカウント情報の「取得・可視化」から「作成・削除」までを一連の流れで行えるようになり、アカウント管理業務の負担軽減と、作成・削除漏れの防止を支援します。
「ブラウザ自動操作」機能拡張の特長
1. API連携に対応していないWebサービスでもアカウントの作成・削除を自動化
API連携に対応していないWebサービスでも、ブラウザ上でアカウントの作成・削除を自動で実行できます。APIによるシステム連携を前提とせず、管理者が外部サービスのWeb画面上で行っていた操作を自動化することで、より幅広いサービスのアカウント管理業務の効率化を支援します。
※ブラウザ自動操作は、一部本機能に対応していない外部サービスがあります。
2. 管理者が記録した操作手順に沿って、アカウントの作成・削除を自動で実行
初回設定時に、管理者が対象となるWebサービス上でアカウントの作成・削除操作を一度行うと、一連の操作手順が記録されます。
2回目以降は、SmartHRの「ID管理」画面で対象の従業員を選択して実行するだけで、AIを活用した「ブラウザ自動操作」機能が、記録された手順に沿って管理者に代わり操作します。これにより、管理者がサービスごとに繰り返し行っていた画面操作を自動化し、アカウントの作成・削除にかかる作業負担を軽減します。
※「ブラウザ自動操作」機能は、お客さまに代わってブラウザ操作を自動化することで情報の取得をサポートするものです。本機能を安全にご利用いただくため、取得元となる外部サービスの利用ルール(自動取得の可否など)をお客さまご自身で事前にご確認ください。
「ブラウザ自動操作」機能拡張の先行導入事例
名古屋を中心に全国で飲食店を展開するかぶらやグループでは、API連携に対応していないWebサービスのアカウント作成・削除を手作業で行っており、サービスごとに繰り返し発生する作業が管理者の負担となっていました。
今回、SmartHRの「ブラウザ自動操作」機能を活用した結果、1アカウントあたりの作業時間は、アカウント作成が約2〜3分から約1分へ、削除は約60秒から約10秒へ短縮されました。これにより、作成にかかる時間を半分以下に、削除にかかる時間を約83%短縮しました。
管理者のアカウント管理にかかる作業負担を軽減するとともに、手作業によるミスや削除漏れのリスクを低減し、より確実な運用につながっています。
今後の展望
SmartHRの「ID管理」機能は、企業で利用される外部サービスの実態把握(シャドーID/AIの検知)から、最新の従業員データを起点としたアカウントの作成・削除、設定管理までを一元的に行える環境の実現を目指しています。
今後も、対応サービスの拡大やAIを活用したさらなる自動化・効率化、アカウントに付随する設定管理機能の拡充を通じて、ID管理の提供価値を高めてまいります。これにより、情報システム部門におけるアカウント管理業務の効率化と、企業のセキュリティおよびガバナンスの強化を支援します。
SmartHRの情報システム領域での取り組みについて
SmartHRは、人事・労務業務を通じて蓄積される最新かつ正確な従業員データを強みに、入社・異動・退職などの人事イベントと連動した、セキュアな「ID・アクセス管理(IAM)」の実現に取り組んでいます。
今後は、従業員による外部サービスの利用状況の把握から、アカウントの作成・削除、アクセス管理までを一気通貫で支援し、AIをはじめとする新たなサービスの利用が広がる中でも、企業が利便性と安全性を両立できるセキュリティ・ガバナンス体制の構築を支援してまいります。
さらに、ITコンサルティングや情シスBPOを強みとするSmartHRグループ各社(KICK ZA ISSUE株式会社、株式会社SUNITED)とも連携し、システムの提供にとどまらず、DX戦略の策定から導入、現場での実運用までを一貫して支援する体制を強化してまいります。
<参考>
- SmartHRの情報システム部門向けソリューションについて(https://smarthr.jp/it-solutions/)
- SmartHR、AI時代のセキュリティ・ガバナンスを支える「ID・アクセス管理(IAM)」領域へ本格参入(2026年7月28日)https://smarthr.jp/release/20260728/
※ 従業員データベースと連動したアカウント管理技術について特許出願済
「SmartHR」について
「SmartHR」は、労務管理クラウド7年連続シェアNo.1(※)の人と組織のためのバックオフィスシステムです。
雇用契約や入社手続き、勤怠・給与計算などの多様な労務手続きをペーパーレス化し、「SmartHR」に溜まった従業員データを活用したタレントマネジメント機能により最適な人員配置や人材育成を推進、データに基づく人的資本経営を支援します。さらに、アプリストアサービス「SmartHR Plus」を通じて個社ごとのカスタマイズ性を高め、正確性や安全性の高いデータ連携を実現しています。
SmartHRは、「worker-friendly 働くみんなが使いやすい」というサービスビジョンのもと、企業の生産性を向上し、誰もがその人らしく働ける環境づくりに貢献します。
※デロイト トーマツ ミック経済研究所株式会社「HRTechクラウド市場の実態と展望 2025年度版」労務管理クラウド市場・出荷金額(2024年度)https://mic-r.co.jp/mr/03710/
会社概要
- 社名:株式会社SmartHR
- 代表取締役CEO:芹澤 雅人
- 事業内容:人と組織のためのバックオフィスシステム「SmartHR」の企画・開発・運営・販売
- 設立:2013年1月23日
- 資本金:1億円
- 本社:東京都港区六本木3-2-1 住友不動産六本木グランドタワー
- 企業URL: https://smarthr.co.jp/
※ 記載情報は、発表日現在のものです。情報は予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承ください。
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