プレスリリース
2026/05/13
SmartHR、AIを活用しAPI非対応サービスのアカウント情報を取得・可視化する「ブラウザ自動操作」機能を提供
〜 手作業による更新漏れを防ぎ、セキュアなID管理体制を構築。先行導入事例にて最大90%の工数削減を実現 〜
株式会社SmartHR(本社:東京都港区、代表取締役CEO:芹澤 雅人)は、クラウド人事労務ソフト「SmartHR(スマートエイチアール)」の「ID管理」機能において、AIが初期設定を支援し、API連携に対応していないWebサービスのアカウント情報をブラウザ上から自動で取得・反映できる「ブラウザ自動操作」機能を、5月11日より提供開始しました。
開発背景
企業が利用するWebサービスは増加を続けており、情報システム部門では従業員の入社・異動・退職に伴うアカウント管理の負荷が増加しています。特にAPI連携に対応していないサービスでは、データをCSVで出力・加工し、別システムへ取り込む手作業が発生し、棚卸し業務の負担増や対応漏れによるセキュリティリスクが課題となっていました。
SmartHRの「ID管理」機能では、これまでAPI連携しているSaaSアカウントの保有状況の可視化と、労務管理を通じて更新される最新の従業員データに基づいた一元管理を実現してきました。今回、新たに提供する「ブラウザ自動操作」機能は、AIによる初期設定支援を備え、API連携に対応していないWebサービスのアカウント情報をブラウザ上から自動で取得し、「ID管理」に反映できます。
これにより、従来は困難だったアカウント状況の把握を容易にし、退職者アカウントの残存や把握できていないアカウントの放置を防ぎ、組織全体のセキュリティリスク低減と効率的なID管理の実現を支援します。
「ID管理ブラウザ自動操作」機能の特長
1. API非対応サービスからアカウント情報の取得が可能に
ブラウザ上でアカウント一覧画面を表示できるwebサービスであれば、SaaS、オンプレミス、自社開発システムを問わず対象サービスからアカウント情報を取得し、「SmartHR」上の「ID管理」へ反映が可能です。
※ブラウザ自動操作は、一部データの取得が困難なケースや対応できない外部サービスがあります。
2. AIが画面構造を読み解き、初期設定作業を自動化しサポート
従来のRPAでは、取得データの項目(社員番号、メールアドレスなど)を管理者が一つずつ指定する複雑な初期設定が必要であり、導入のハードルとなっていました。本機能は、AIがアカウント一覧画面の構造(HTML / DOM)を自動で解析し、必要な項目を自動で特定・提案します。管理者は、専門的な知見を要する設定を一から行う必要がなく、AIの提案を確認するだけで、スムーズに初期設定を進められます。
3. 取得したアカウント情報は、「SmartHR」上の従業員データベースに自動照合
ブラウザ自動操作で取得したアカウント情報は、既存機能と同様にSmartHR上の従業員データと自動照合できます。これにより、保有アカウントの可視化に加え、作成・削除が必要なアカウントを自動で可視化し、抜け漏れを防止します。
※「ブラウザ自動操作」機能は、お客さまに代わってブラウザ操作を自動化することで情報の取得をサポートするものです。本機能を安全にご利用いただくため、取得元となる外部サービスの利用ルール(自動取得の可否など)をお客さまご自身で事前にご確認ください。
「ブラウザ自動操作」機能の先行導入事例:株式会社かぶらやグループ
名古屋を中心に全国で飲食店を展開するかぶらやグループでは、これまでAPI非対応のWebサービスごとに、手作業によるCSVの作成・加工・取り込みを必要としており、1サービスあたり最大10分程度の作業時間が発生していました。
今回、SmartHRの「ブラウザ自動操作」機能を活用した結果、1サービスあたりの作業時間は最短1分で完了し、最大90%の業務効率化に成功しました。作業がスムーズになったことで、情報の更新頻度を向上させることが可能となり、退職者のアカウント削除漏れなどを未然に防ぐ確実な運用体制が構築されています。
今後の展望
SmartHRの「ID管理」機能は、従業員のSaaS利用の実態をより広範囲かつ横断的に可視化し、見落とされがちなアカウントや把握できていない外部サービスも含めて統制できる世界の実現を目指します。アカウント管理の属人的な運用から脱却し、セキュリティリスクを最小化する基盤の提供を推進してまいります。
「ブラウザ自動操作」機能はアカウント情報の「取得・可視化」を目的にしており、提供開始時点でのアカウントの「作成・削除」には各サービスのAPI連携が必要です。今後はAPI非対応サービスにおける「作成・削除」の自動化も視野に入れ、AIを活用した更なる自動化・効率化などの機能拡張を検討してまいります。
SmartHRの情報システム領域での取り組みについて
SmartHRは、人事労務管理を通じて蓄積される最新かつ正確な従業員データを起点に、情報システム領域のDXを推進しています。2025年よりアカウント管理を効率化する「ID管理」機能を提供し、従業員の利便性向上と情報システム部門の業務負荷軽減、およびセキュリティ強化を同時に実現しています。
さらに、ITコンサルティングや情シスBPOを強みとするSmartHRグループ各社(KICK ZA ISSUE株式会社、株式会社SUNITED)と連携し、システム提供に留まらず、DX戦略の策定から現場での実運用までを一気通貫で支援する体制を構築しています。
今後も多角的なソリューションを展開し、バックオフィス全体の生産性向上と、企業の競争力強化に貢献してまいります。
- 参考:SmartHRの情報システム部門向けソリューションについて(https://smarthr.jp/it-solutions/)
※ 従業員データベースと連動したアカウント管理技術について特許出願済
クラウド人事労務ソフト「SmartHR」について
「SmartHR」は、労務管理クラウド7年連続シェアNo.1(※)のクラウド人事労務ソフトです。 雇用契約や入社手続き、勤怠・給与計算などの多様な労務手続きをペーパーレス化し、「SmartHR」に溜まった従業員データを活用したタレントマネジメント機能により最適な人員配置や人材育成を推進、データに基づく人的資本経営を支援します。さらに、アプリストアサービス「SmartHR Plus」を通じて個社ごとのカスタマイズ性を高め、正確性や安全性の高いデータ連携を実現しています。
SmartHRは、「worker-friendly 働くみんなが使いやすい」というサービスビジョンのもと、企業の生産性を向上し、誰もがその人らしく働ける環境づくりに貢献します。
※デロイト トーマツ ミック経済研究所株式会社「HRTechクラウド市場の実態と展望 2025年度版」労務管理クラウド市場・出荷金額(2024年度)https://mic-r.co.jp/mr/03710/
会社概要
- 社名:株式会社SmartHR
- 代表取締役CEO:芹澤 雅人
- 事業内容:クラウド人事労務ソフト「SmartHR」の企画・開発・運営・販売
- 設立:2013年1月23日
- 資本金:1億円
- 本社:東京都港区六本木3-2-1 住友不動産六本木グランドタワー
- 企業URL: https://smarthr.co.jp/
※ 記載情報は、発表日現在のものです。情報は予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承ください。
SmartHR
お気軽にお問い合わせください
SmartHR導入に関するご相談、
見積もりのご依頼、
トライアルを受け付けています。



