全国で企業間輸送を中心に物流サービスを展開する福山通運株式会社が「SmartHR」を導入

〜全国394拠点、約26,000名の人事・労務業務を効率化し、従業員定着率を高める取り組みを推進〜

　株式会社SmartHR（本社：東京都港区、代表取締役CEO：芹澤雅人）が運営するクラウド人事労務ソフト「SmartHR（スマートエイチアール）」が、福山通運株式会社（本社：広島県福山市、代表取締役社長：小丸成洋）に導入されました。

■ 業務課題と「SmartHR」導入理由

　全国に約400カ所の拠点を持つ福山通運株式会社では、これまでグループ全体従業員26,000名以上に対して紙で給与明細を配付していました。毎月本社から各事業所に給与データを連携し、各事業所で印刷から手渡しまで行っていたため業務負荷が高く、人的ミスによるリスクも課題でしたが、PCに不慣れな従業員も多く、システム化への移行が難しい状況でした。また、物流業界全体で人手不足が深刻化する中、同社は従業員定着率を高めるべく、全国で働く従業員の声に耳を傾け、働きやすい環境づくりやキャリアアップ・育成のためのサポートに尽力したい想いがありました。

　「SmartHR」は、人事・労務の一元化されたデータを元に、従業員それぞれへ人を介さずに給与明細を配付でき、従業員はスマートフォン上でウェブやアプリを通して明細の受け取りと確認が可能です。また、従業員向けに実施されるサーベイも、スマートフォンから簡単に回答できます。給与明細や従業員サーベイ、その他の機能においても送付時にアプリ上で通知を送ることが可能で、従業員の見逃しを防ぎます。この度の導入では、働く場所や環境に左右されず、従業員自身のスマートフォンから簡単に操作できる「従業員にも使いやすい」サービスであることと、物流業界における導入実績が認められたことが後押しとなりました。

　物流業界における2024年問題等、ますます人材確保が難しくなる中、同社はタレントマネジメント機能を活用することで、既存社員の満足度向上と働きやすい組織づくりの推進を目指してまいります。

■ 「SmartHR」に期待すること

　今回のサービス導入により、給与関連業務の効率化のみならず、従来の明細書（紙）を廃止することで、関連する作業時間や資材コストの削減が実現できます。業務の見直しを図り、生産性向上による新たな仕事を創造することで、多様な働き方の実現や物流業界における人手不足の課題も改善できると期待しております。また、従業員サーベイは、新たな取り組みとして、今後詳細な制度設計を行い、離職理由の究明や従業員のモチベーションアップに向けた施策を策定し、全従業員が安心して働ける職場環境の構築を目指してまいります。

福山通運株式会社常務執行役員　矢木野　雅之様

■ クラウド人事労務ソフト「SmartHR」について

　「SmartHR」は、労務管理クラウド6年連続シェアNo.1(※)のクラウド人事労務ソフトです。

　採用管理の情報から内定者の雇用契約や入社手続き、年末調整などの多様な労務手続きをペーパーレス化し、データとして蓄積。さらに、「SmartHR」に溜まった従業員データを活用した「人事評価」「従業員サーベイ」「配置シミュレーション」「スキル管理」などのタレントマネジメント機能により、組織の活性化や組織変革を推進し生産性向上を支援しています。アプリストアサービス「SmartHR Plus」は勤怠や給与などのサービスと連携できるアプリケーションを展開し、個社ごとのカスタマイズ性を高め、正確性や安全性の高いデータ連携を実現しています。

　「SmartHR」は、企業の生産性向上を後押しし、すべての人が働きやすい環境づくりに貢献します。

※ デロイトトーマツミック経済研究所「HRTechクラウド市場の実態と展望 2023年度版」労務管理クラウド市場・出荷金額（2023年度見込） https://mic-r.co.jp/mr/03030/

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