公開日:2026/08/25
AI時代の「学際的スキル」とは?SmartHR代表・芹澤が語る労務DXの真価とPARKの価値

目次
労務業務のデジタル化が進む中、「効率化の先に、バックオフィスはどんな価値を生み出せるのか?」日々の業務に追われる中で、このような悩みを抱えているバックオフィス担当者の方も多いのではないでしょうか。
そういった悩みをユーザー同士で語り合う場として、2022年にスタートしたSmartHRユーザーコミュニティ「PARK」は、現在(2025年9月時点)約2,800名が参加する一大コミュニティへと成長しました。
2025年9月18日には年に一度の大型イベント「PARK fes. 2025」を開催し、オンライン・オフライン合わせて約400名のSmartHRユーザーにご参加いただきました。
本記事では、同イベントのオープニングセッションで、代表の芹澤が語った「SmartHRが向かう未来」と、AI時代の人事労務に求められる「学際的スキル」について紐解いていきます。
あわせて読みたい
-

PARK fes. 2025 「明日から変わる、他社の同僚と学ぶ。」年に一度の大型ユーザーイベント開催レポート
「明日から業務が変わる」ヒントが満載!SmartHRユーザー約400名が参加した大型イベント「PARK fes. 2025」レポート。早期離職対策、情報伝達の課題、システム連携の成功事例など、他社の実践ノウハウを公開します。2025/11/26
1. SmartHRが目指す世界観:「well-working」と2つのこだわり
自らエンジニアとしてSmartHRのプロダクト開発を牽引し、2022年よりCEOを務める芹澤。セッションの冒頭、同社が掲げるコーポレートミッションへの想いから話は始まりました。

「well-working」
労働にまつわる社会課題をなくし、誰もがその人らしく働ける社会をつくる
SmartHRはこのミッションのもと、効率的な作業をテクノロジーで自動化する「社会課題の解決」と、一人ひとりのポテンシャルを発揮させて成果を最大化する「能力発揮・成長」の双方を掛け合わせた世界を目指しています。
その中で、SmartHRが特にこだわっているのが「業務効率化」に対する2つのアプローチです。

① 従業員・組織データの一元管理(データメンテナンスからの解放)
バックオフィス業務における隠れた負担が「データメンテナンス」です。入退社や部署移動、新組織の発足を迎えるたび、複数のシステムへ手動で変更データを反映させる作業は、極めて大きな労力を伴います。
SmartHRでは、日常的な労務手続きを行なうだけで自然とデータが蓄積・整備され、データメンテナンスコストから解放される構造を目指しています。
② 「名もなき業務」を含めたプロセスの再定義
勤怠管理や給与計算といった名称のある業務だけでなく、「事前にデータや書類を集める準備の手間」や「事後に発生する確認・共有作業、従業員からの個別問い合わせ」、さらには従業員からの細かな問い合わせ対応などの「名もなき業務」に着目しています。
- 給与計算機能のリリース(2025年): SmartHRに溜まった最新データをシームレスに同期し、前後の手作業を極力省いたスムーズな計算プロセスを実現。
- メッセージ機能: 従業員との個別のやり取りや依頼をSmartHR上で完結。
- AIアシスタント機能: 就業規則や各種ルールを学習させたAIが従業員からの質問に自動回答し、管理部門と従業員双方の負担を軽減。
これら周辺業務まで含めて「面」でアプローチすることで、バックオフィスの現場から真の非効率を取り除こうとしています。

お役立ち資料
人事・労務が疲弊する「名もなき業務」の正体と解消のヒント 従業員とのやり取りに潜む業務の中断を可視化する実態調査
この資料でこんなことが分かります
- 人事労務を悩ます名もなき業務とは
- 人事労務を疲弊させる「名もなき業務」の調査データ
- SmartHRによる業務効率化のヒント
2. バックオフィスの役割を再構築する——オペレーションから「戦略的な動き」へ
なぜSmartHRがここまで「名もなき業務」や周辺プロセスの効率化にこだわるのか、芹澤はその真意を次のように明かします。

「私たちが真に実現したいのは、バックオフィス業務や役割の再構築です。」
デジタルツールの進化やAIの普及により、単なるオペレーション作業や知識の平準化が進むこれからの時代。バックオフィス部門に求められるのは、「事業価値や競争優位性を生み出すための戦略的な動き」です。
あらゆる業界で競争が激化する現代において、企業が最終的に差別化できる最大の要素は「人」と「組織」への投資に他なりません。
「人に投資するからこそ事業が伸びる」という当たり前を定義し、組織を強くする主体としてバックオフィスが価値を発揮できるよう後押しすることこそが、SmartHRの狙いです。
3. AI時代に差をつける「学際的スキル(IDスキル)」とは?
では、オペレーションから解放されたバックオフィス担当者は、今後どのようなスキルを身につけるべきなのでしょうか。芹澤が提示したキーワードが「学際的スキル(IDスキル)」です。
「学際的スキル」とは、特定の専門分野にとどまらず、複数の分野にまたがって応用できる汎用的な能力を指します。現時点のAIには代替できない、人間ならではの「ソフトスキル(人間力)」に極めて近い能力です。

これらはまさに「組織全体の人間力を高める」ためのスキルであり、事業部門に任せるのではなく、バックオフィスが自ら習得し、組織全体へと伝播させていくべきものだと芹澤は強調します。
「他者に興味を持ち、他者を知る」ことが第一歩
一見ハードルが高く思える「学際的スキル」ですが、身につけるための第一歩は極めてシンプルです。
相手を単なる「リソース」として見るのではなく、一人の人間として捉え、「どのような背景を持って仕事をしているのか」に興味を持つこと。
他者を理解することで自分自身を客観視できるようになり、自社の「当たり前」を疑う批判的思考や、異なる分野の点と点を繋ぎ合わせる問題解決力が生まれます。
4. 他社のリアルな実体験から学ぶ:ユーザーコミュニティ「PARK」の価値
「他者を知り、自分たちの当たり前を疑う」ための絶好の機会として存在するのが、SmartHRが運営するユーザーコミュニティ「PARK」です。
.png?fm=webp&w=1984&h=1382&q=20)
PARK fes. 2025のテーマである「他社の同僚から学ぶ」には、自社内だけの閉じられた視点から抜け出し、他社のリアルな事例や工夫を知ることで、バックオフィスとしての人間力と課題解決力を高めてほしいという強いメッセージが込められています。
PARKに参加することで得られる価値
- リアルなSmartHR活用術がわかる
自社と似た規模・課題を持つ他社のSmartHRユーザーが、実際にどのようにSmartHRを活用し、業務効率化やタレントマネジメントを実現しているのか、生の工夫を知ることができます。 - 悩みを共有・相談できる
社内では共有しにくいバックオフィス特有の悩みや失敗談、制度運用の工夫について、同じ視点を持つ「他社の同僚」と気軽な意見交換が可能です。 - 自社の「当たり前」をアップデートできる
他社の取り組みや思考プロセスに触れることで視野が広がり、自社の業務改革や戦略を推進する大きなきっかけを得られるでしょう。
『他社の同僚から学ぶ』このシンプルな体験こそが、PARKの醍醐味です。自分とは違う環境で働く人の視点に触れることで、今まで見えていなかった課題や解決策の糸口が見つかるかもしれません。
会場での出会いをきっかけに、ぜひ自分の常識を少しアップデートする体験を持ち帰ってください。
バックオフィスから、組織と社会の未来を動かしていくために
バックオフィスにおける業務効率化は、単に「手作業を減らして楽にする」ためだけのものではありません。その先にあるのは、バックオフィス部門そのものが企業の戦略的パートナーとなり、組織と人の可能性を最大限に引き出す未来です。
SmartHRは、労務DXやタレントマネジメントをはじめとする機能開発を通じて、皆さまの「名もなき業務」を減らし、本来向き合うべき業務へと集中できる環境を整え続けています。
そして、日々の業務改革や「学際的スキル」の獲得に向けた実践の場として、ユーザーコミュニティ「PARK」があります。
SmartHRの導入を検討中の方へ
SmartHRの導入によって、単なる業務効率化にとどまらない「組織づくりの基盤」を構築してみませんか?実際の画面や事例をもとに、貴社の課題に合わせたご提案をいたします。
.png?fm=webp&w=1322&h=694&q=20)
お役立ち資料
SmartHRお役立ち資料集
この資料でこんなことが分かります
- SmartHRの機能概要と導入メリット
- 従業員とのコミュニケーションを円滑にする機能
- 入社手続きのペーパーレス化で変わること
SmartHR導入済みでPARK未参加の方へ
日々の操作方法だけでなく、「他社がどう活用して組織を変えているか」というリアルな実体験に触れてみませんか?PARKには、あなたの悩みを解決するヒントと仲間が集まっています。

バックオフィスから組織を良くしていき、誰もが自分らしく働ける社会へ。まずは一歩、他社で働く同僚たちの「リアルな知見」に触れることから始めてみませんか?

あわせて読みたい
-

PARK fes. 2025 「明日から変わる、他社の同僚と学ぶ。」年に一度の大型ユーザーイベント開催レポート
「明日から業務が変わる」ヒントが満載!SmartHRユーザー約400名が参加した大型イベント「PARK fes. 2025」レポート。早期離職対策、情報伝達の課題、システム連携の成功事例など、他社の実践ノウハウを公開します。2025/11/26
川端 奈帆
株式会社SmartHR SmartHRユーザーコミュニティ「PARK」運営メンバー
2020年にSmartHR入社後、マーケティンググループにてオフライン・オンラインイベントの企画運営を経て、2024年よりSmartHRユーザーコミュニティ「PARK」運営チームに参画。
SmartHRお役立ち資料集
この資料でこんなことが分かります
SmartHRの機能概要と導入メリット
従業員とのコミュニケーションを円滑にする機能
入社手続きのペーパーレス化で変わること
.png?fm=webp&w=1200&h=630&q=20)
フォームの入力欄が表示されない方は SmartHRお問い合わせフォーム新規タブまたはウィンドウで開く よりお問い合わせください。
お気軽にお問い合わせください
SmartHR導入に関するご相談、
見積もりのご依頼、
トライアルを受け付けています。



