SmartHRが、組織構造を簡単に把握できる「組織図」機能を公開

〜 SmartHRに蓄積された情報をもとに、組織の可視化を効率的に実現〜

株式会社SmartHR（本社：東京都港区、代表取締役：宮田昇始）が運営するクラウド人事労務ソフト「SmartHR（スマートエイチアール）」は、登録した従業員情報から簡易的に組織図情報を作成、閲覧できる「組織図」機能を2021年1月26日に公開しました。「組織図」は社内における組織図作成や運用の工数削減を目的に開発され、業務の効率化を実現することで、戦略的な組織設計や最適化された組織構造を構築する時間を創出します。

■ 機能の概要と特徴
「組織図」は、SmartHR内に蓄積された従業員情報をもとに組織図情報を作成・閲覧ができる、人事担当者の組織図作成や運用の工数を削減する機能です。
SmartHR上での組織構成の把握を可能にし、採用時や部署の新設、従業員の部署異動などを検討する際の組織構造理解、検討の一助となることで人事担当者の業務効率向上に貢献します。また、作成した組織図はSmartHRからいつでも確認ができるため、会社経営に必要な組織構成の俯瞰も容易にします。
「組織図」は、カスタム社員名簿機能をご利用いただけるプラン(※1)をご契約のお客様は追加課金無しでご利用いただけます。
※1:料金プラン

＜組織図の機能＞

任意の部署単位での組織図作成
組織図の複数作成
組織図における従業員/部署でのビュー切り替え

＜組織図の使い方＞
（1）「新しい組織図を作成」から作成を開始

作成画面

（2）組織図に含める部署を選択

企業に所属するすべての部署や、任意の部署を設定することも可能です(※2)

作成画面

（3）必要に応じて代表者、部門長、管掌者を設定して「作成」(※3)

作成画面

（4）組織図が完成(※4)

完成画面

※2:部署情報は、事前にSmartHRでの設定が必要です
※3:代表者、部門長、管掌者は組織図機能の中のみで情報を保持します
※4:組織図は任意のタイミングの情報を切り取るため、従業員情報や組織構成に更新があった場合は、新たに組織図の作成が必要です

■ 開発の背景
多くの人事担当者が、組織図の作成に表計算ソフトを利用しており、人事異動や新しい従業員を迎え入れるたびに組織図を更新する業務に追われています。また、SmartHR導入企業からは、これまで「入社や年末調整、申請承認など様々な目的で人事情報が溜まる一方で、蓄積された従業員の情報を階層的に把握することが難しい」というご意見をいただいていました。
頻繁な更新に伴う工数による負荷といった人事労務の課題解決と、SmartHR導入企業のご要望にお応えするため、SmartHRに蓄積された従業員情報から企業の組織構成の一覧での閲覧を可能とする今回の組織図機能を開発しました。
今回の機能リリースにより、人事担当者が業務にかけていた工数を削減し、組織設計の検討や、組織全体の構造を戦略的に俯瞰するような“本当に必要な仕事”に集中できる時間の創出を実現します。

■ 組織図機能の今後について
「組織図」は、人事労務担当者の効率化を当初の目的として提供開始いたします。今後、画像の出力やcsv出力など、組織図ビューワーとしての機能拡充を進め、その後、従業員が利用できる権限設定の追加もリリースしていく予定です。また、カスタム社員名簿機能との連携についても、よりシームレスな形でご活用頂けるよう、検討を進めてまいります。

■ 今後の展開
SmartHRは、人事労務の業務効率化および働くすべての人の生産性を向上させる、「クラウド人事労務ソフト」です。労務手続き・従業員管理・年末調整等のアナログな部分をなくし、業務の煩雑なコミュニケーションを減らすことで、人事労務担当者も従業員も”本当に必要な仕事”に集中できる時間をつくります。また、SmartHRに蓄積されたデータは戦略人事や組織改革における意思決定を促進します。

■ クラウド人事労務ソフト「SmartHR」について
SmartHRは、2年連続シェアNo.1(※5)のクラウド人事労務ソフトです。雇用契約や入社手続き、年末調整などの多様な労務手続きのペーパーレス化を実現します。組織状態の可視化・分析に活用可能な「従業員サーベイ機能」を、2020年9月より提供開始。さらに、勤怠管理や給与計算システムなど、様々なサービスとの連携も充実しています。
SmartHRは、煩雑で時間のかかる労務手続きと管理から経営者・人事労務担当者・従業員を解放し、”本当に必要な仕事”に集中できる時間をつくることで、企業の生産性向上を後押しします。
※5:『HRクラウド市場の実態と展望 2019年度版』デロイトトーマツミック経済研究所調べ

■ 会社概要