【従業員サーベイ機能】本音を知って、「職員満足な環境作り」が見えてきた。(社会福祉法人 黎明菫会)
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社会福祉法人 黎明菫会さまの活用事例インタビュー
こんにちは。 SmartHR カスタマーサクセスチームの村田です。今回はSmartHRの「従業員サーベイ」機能をご活用いただいている企業に、導入に至ったいきさつや今後の活用計画、利用予定などをインタビューしました。
川﨑 裕介さん さん
社会福祉法人 黎明菫会 管理部
活用ポイント
- 職員の本音を知るべく従業員サーベイを導入
- 慢性的に人材不足な介護業界こそ職員満足度が大事
- 職員に正直に書いてもらうため、理事長自らの書面で周知
- 調査結果からジョブローテーション制度が誕生
職員の本音を知るために
「従業員サーベイ」機能をどこで知りましたか?
川﨑さん:職員満足度を知りたいと思っていたところ、SmartHRの方と話していたときにご紹介いただいて、いいなと思ったのがきっかけですね。
なにかあったからですか?
川﨑さん:いえ、職員が元気じゃないといいお客さま対応はできないと思い、いろいろと施策を実行していることに対して、みんなはどう思っているのか知りたくなりました。
こちらの自己満足かもしれないと。
川﨑さん:そうです。見える化したくなりまして。
他社のサービスと比較しましたか?
川﨑さん:SmartHRか、「社労士さんが職員全員に紙でアンケート」の2択になりました。結果、全員一致でSmartHRに決まりました。
決め手はなんでしょうか?
川﨑さん:調査方法や履歴が蓄積できることですね。
手間が省けますね。
川﨑さん:あと社労士の方は調査のプロというわけではないので、SmartHRに任せたいと思って。
今からでも遅くない!と決心
職員さんの声を集めることは、今までなかったんですか?
川﨑さん:はい、そうですね。慢性的に人材不足が課題な介護業界において、職員の満足度は大事なんですが、あまり声を集める機会はありませんでした。
わかっていても手が回らないことってありますもんね。
川﨑さん:今からでも遅くない! と決心しました。業界のせいにしていても前に進まないので。
理事長自らの周知が、“正直な回答”を集めた
従業員サーベイ機能「エンゲージメント調査」を導入する際に懸念されていたことはなんでしょうか?
川﨑さん:正直に書いてもらえるかどうかですね。
いいことだけを言うのではないかと思われたのですか?
川﨑さん:そうそう。取り繕った結果では意味がないと思いますので。
どのように対策されたのでしょうか?
川﨑さん:理事長自ら書面で周知しました。
あー、それは効きそう!
川﨑さん:SmartHRの担当者さんに相談したんです。すると、「理事長さまから発信してみては? 」とご提案いただきました。
「改善に取り組むためですよ」って理事長さまから言われると、ちゃんと書いてくれそうですね。
川﨑さん:記名性自体初めてだったのですが、回答は正直な内容で、回答率も良かったのでホッとしました。
理事長作戦、大成功ですね!
厳しい回答が満足度向上のキッカケ
導入前と今を比べて、何が変わりましたか?
川﨑さん:数値化されることで施策を考えるきっかけになりました。調査結果が議論のきっかけになることも多いです。
あらためて、調査結果はどうでしたか?
川﨑さん:職務、成長の機会、人事評価に多くの気づきがありました。ショックな結果もいくつかありましたね……。
それは辛いですね……。
川﨑さん:ですが、色々把握できたので前向きに受け止めています!
回答結果から生まれた施策はありますか。
川﨑さん:職員から意見をもっと聞き、ボトムアップで物事が進められるよう面談をはじめました。
いいですね。その面談から何が得られましたか?
川﨑さん:「他部門を知りたい」という声がありましたね。そこで、希望する職員には他部署への1日体験を始めました。今後は、育成のためのジョブローテーション制度に変えていければと思います。
他部門の仕事を知ることで、自部門の魅力や課題にあらためて気づけそうですね。
川﨑さん:そうですね、職員の回答から生まれた、成長の機会です。
読者の皆さんへメッセージ
川﨑 さん
エンゲージメント調査をして、結果が数値化されて出てくることで、施策について考えるきっかけになっています。導入前、「SmartHRで調査やるよ」って言ったら何人かに「勇気あるなぁ」って言われました(笑)。実態がわかっちゃうから。でも、それってすごい大事なことでしょ? 実態がわかったときに、それに対して立ち向かって改善するために、活用していきます。
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掲載内容は取材当時のものです。
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