プレスリリース
2022/09/15
クラウド帳票サービス「SVF Cloud for SmartHR」とクラウド人事労務ソフト「SmartHR」がシステム連携し協業を開始
株式会社SmartHR(本社:東京都港区、代表取締役CEO:芹澤 雅人)が運営する、クラウド人事労務ソフト「SmartHR(スマートエイチアール)」はウイングアーク1st株式会社(本社:東京都港区、代表取締役 社長執行役員CEO:田中 潤)が提供する「SVF Cloud for SmartHR(エスブイエフクラウド フォー スマートエイチアール)」と2022年9月15日よりシステム連携し、協業を開始しました。
■ 連携の背景
人事・労務業務では、法的に提出が義務付けられている帳簿や各種証明書の発行など、多くの手続きが所定の台帳や伝票などの帳票を介して行われています。帳票の作成には、様々なシステムに分散した従業員データの集約、欠損データの再加工、参照元データの帳票フォーマット割り当てといった多くの手順が必要となり、人的ミスの原因になっていました。さらに、意図しない改行など表計算ツール等の利用時に生じるレイアウトと文字のずれの修正や、印刷時の細かな調整が本来行うべき業務を圧迫していました。こうした煩雑な業務を課題に感じる人事・労務担当者の要望を受け、帳票作成の利便性向上と業務負荷改善を後押しするために、この度のシステム連携に至りました。
■ 連携の概要
「SVF Cloud for SmartHR」は、「SmarHR」と連携して精緻な帳票を自由度高く作成できる「SmartHR」専用アプリケーションです。「SmartHR」には、従業員から収集した情報が直接蓄積されるため、常に最新で正確な情報を利用した帳票作成が可能になります。
帳票作成時は、「SmartHR」上から参照したいデータを選択し、従業員情報を確実に引用することで人的ミスを軽減します。「SVF Cloud for SmartHR」上では、無料提供しているテンプレートを利用した精緻なレイアウトが行えるため、レコード件数や内容に応じて帳票を簡単に設計でき、改行や印刷によるレイアウト崩れを防止します。自社オリジナルの帳票作成時には、既に社内で使用しているPDFファイルや紙の帳票を取り込むことで、固定文字や罫線を一括で再現できます。また、個社ごとに作成するオリジナルの帳票については、SVF Cloud Designer(ライセンス含む)で作成いただくか、ウイングアーク1st株式会社に帳票テンプレート作成を依頼できます。(※1)
なお、本アプリケーションはアプリストア「SmartHR Plus β版」からトライアル・お問い合わせいただけます。「SmartHR Plus β版」は「SmartHR」利用企業を対象に公開しており、「SmartHR」管理者ページからアクセスできます。
※1:外部への委託は、別途契約が必要です。
<SVF Cloud for SmartHRで利用可能な無料テンプレート>
- SVF Cloud for SmartHR専用テンプレート
- 就労証明書
- 宛名ラベル
- 窓あき封筒用案内状
- SVF Cloudの標準テンプレート
<「SmartHR」から「SVF Cloud for SmartHR」に取り込み可能な情報> (※2)
- 従業員項目グループ
- 基本情報
- 入退社情報
- 業務情報
- 部署情報
- 現住所と連絡先
- 住民票住所
- 通勤手当
- 緊急連絡先
- 口座情報
- 給与
- 雇用保険
- 社会保険
- 配偶者情報
- 所得税
- 雇用契約情報
- 在留資格情報
- カスタム従業員項目
- カスタム項目
※2:ファイル添付形式の項目は連携不可となります。
■ サービス概要
「SVF Cloud」について
SVF Cloudは、商取引において発生する請求書、納品書、発送伝票や、公的機関が発行する各種証明書などの各種帳票類の設計から出力にいたるまでをオールインワンで実現する帳票基盤ソリューションのクラウドサービスです。パッケージ版のSVFは20年以上にわたり企業の基幹業務を支え、国内トップシェア(※3)を保持し、累積で約30,500社(※4)に導入いただいています。
※3:株式会社デロイトトーマツミック経済研究所 「帳票設計・運用製品の競合調査2021年度版」(帳票運用製品)
※4:パッケージ版とクラウド版の合計値(2022年2月末)
クラウド人事労務ソフト「SmartHR」について
「SmartHR」は、労務管理クラウド4年連続シェアNo.1(※5)のクラウド人事労務ソフトです。
雇用契約や入社手続き、年末調整などの多様な労務手続きをペーパーレス化し、データとして蓄積。また、勤怠管理システムや給与計算システム等との連携により、様々なデータの一元管理も可能に。さらに、「SmartHR」に溜まった従業員データを活用した「人事評価」「従業員サーベイ」などの人材マネジメント機能により、組織の活性化や組織変革を推進。すべての人が働きやすい環境づくりに貢献します。
「SmartHR」は、煩雑で時間のかかる人事・労務業務から経営者、人事・労務担当者、従業員を解放し、企業の生産性向上を後押しします。
※5:デロイト トーマツ ミック経済研究所調べ『HRTechクラウド市場の実態と展望 2021年度』
■ 会社概要
- 社名:ウイングアーク1st株式会社
- 代表取締役 社長執行役員CEO:田中 潤
- 事業内容:帳票およびBI(ビジネスインテリジェンス)のデータエンパワーメント領域で国内トップシェアのソリューションを開発・販売
- 設立:2004年
- 資本金:10億8,400万円(2022年2月末現在)
- 本社:東京都港区六本木三丁目2番1号 六本木グランドタワー
- 企業URL:https://www.wingarc.com/
- 社名:株式会社SmartHR
- 代表取締役:芹澤 雅人
- 事業内容:クラウド人事労務ソフト「SmartHR」の企画・開発・運営・販売
- 設立:2013年1月23日
- 資本金:9,990万円
- 本社:東京都港区六本木3-2-1 住友不動産六本木グランドタワー
- 企業URL:https://smarthr.co.jp/
※ 記載情報は、発表日現在のものです。情報は予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承ください。
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