東海地方の老舗物流企業、名正運輸株式会社が「SmartHR」を導入

〜 15拠点、約1,300名の人事・労務業務を効率化し、働きやすい組織づくりを推進〜

　株式会社SmartHR（本社：東京都港区、代表取締役CEO：芹澤雅人）が運営するクラウド人事労務ソフト「SmartHR（スマートエイチアール）」が、名正運輸株式会社（本社：愛知県海部郡、代表取締役社長：加藤新一）に導入されました。

■ 業務課題と「SmartHR」導入理由
　関東・東海・関西を中心に複数の拠点を持つ名正運輸株式会社では、独自で開発した基幹システムを用いて約1,300名の人事・労務業務を行っていました。オンプレミス（※1）で開発された基幹システムは法改正への対応や細かなアップデートといった保守・メンテナンスに多くの工数を要しており、管理コストの削減が課題となっていました。また、実務においては、担当者や拠点ごとに発生する独自の業務フローによって管理にばらつきがあること、従業員から収集した紙の書類からシステムへの転記の際に発生する記入漏れや記入間違いといった人的ミスも改善したい点でした。

　「SmartHR」はクラウド上で提供されており、人事・労務に多い細かな法改正や社会保険の料率変更などが素早くアップデートされます。また、入社手続きや雇用契約、社会保険手続きや身上変更といった幅広い労務手続きがウェブ上で行えるため、各拠点の状況に左右されず、平準化された業務フローが実現できます。さらに、従業員は自身のPCやスマートフォンから労務手続きが行えるため、時間や場所を選ばずスムーズに情報収集が行えます。収集した従業員データは「SmartHR」上に自動で蓄積されるため、転記にかかる手間や人的ミスを大幅に軽減できます。これらの機能により既存システムの管理コストを削減しながら業務が平準化できる点に加え、人事・労務担当者と従業員、双方にとって使いやすいデザインが評価され、この度の導入が決定しました。

　物流業界における2024年問題等で人材確保の難易度がますます高まるなか、同社は蓄積した従業員データを用いてタレントマネジメント機能を活用することで、既存社員の満足度向上や働きやすい組織づくりの推進を目指していきます。

※1：システムに必要なサーバーやネットワーク機器、ソフトウェアなどを自社で保有し運用する利用形態

■ 「SmartHR」に期待すること
　SmartHRの導入に伴って、管理コストの大きいシステムの多くを廃止できただけでなく、今までの業務フローを見直し、SmartHRで運用しやすい形へと改善することができました。またヘルプページやチャットサポートも充実しているので、マニュアル作成や問い合わせ業務の工数も削減することができました。

　今後は人事労務領域だけだなく、タレントマネジメント領域の機能の活用を増やしていき、従業員・企業の成長へつながることを期待しています。

名正運輸株式会社情報システム本部加藤悠様

■ クラウド人事労務ソフト「SmartHR」について
　「SmartHR」は、労務管理クラウド6年連続シェアNo.1(※)のクラウド人事労務ソフトです。
　採用管理の情報から内定者の雇用契約や入社手続き、年末調整などの多様な労務手続きをペーパーレス化し、データとして蓄積。さらに、「SmartHR」に溜まった従業員データを活用した「人事評価」「従業員サーベイ」「配置シミュレーション」「スキル管理」などのタレントマネジメント機能により、組織の活性化や組織変革を推進し生産性向上を支援しています。アプリストアサービス「SmartHR Plus」は勤怠や給与などのサービスと連携できるアプリケーションを展開し、個社ごとのカスタマイズ性を高め、正確性や安全性の高いデータ連携を実現しています。
　「SmartHR」は、企業の生産性向上を後押しし、すべての人が働きやすい環境づくりに貢献します。
　※デロイトトーマツミック経済研究所「HRTechクラウド市場の実態と展望 2023年度版」労務管理クラウド市場・出荷金額（2023年度見込） https://mic-r.co.jp/mr/03030/

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