約9,000名の労務管理を効率化し、働きやすい職場環境を実現
■ 業務課題と「SmartHR」導入理由
株式会社宇佐美鉱油は、全国約500箇所に給油拠点を展開し、サービスステーションの運営や石油製品の販売で日本の物流を支えています。同社は、今後も盤石な企業運営を行うため、未来の10年を担える柔軟性を持った人事制度の策定を目指し、変化に多様に対応できる複数システムの連携を検討していました。そして、この度の検討には、解決したい課題の一つとして人事・労務業務の効率化によるバックオフィス部門の負荷軽減が含まれていました。
同社のバックオフィス部門では、多くの人事・労務手続きが紙で運用されており、書類の準備・各拠点への配付・回収した情報のシステム転記といったアナログな業務が、業務効率化や多様な働き方を目指す取り組みの妨げとなっていました。さらに、従業員の入社・異動が発生した際に、従来使用していた複数のシステムごとに従業員データを更新する必要があり、瞬間的な業務負荷の高まりによる人手不足が課題でした。
「SmartHR」は、従業員のPCやスマートフォンを用いて労務手続きを行うことで、オンラインかつペーパーレスに従業員データを収集できます。社員やアルバイトといった雇用形態ごとに異なる要件を満たした労務手続きが行え、入社から退職まで常に最新で正しい従業員データを蓄積します。収集したデータは「SmartHR」上で一元管理され、他システムとの連携も容易に行えるため、システムごとの従業員データ更新の手間を省けます。こうした幅広い人事・労務業務へ対応できる機能に加え、従業員とバックオフィス部門の双方にとってわかりやすいUIが評価され、複数システムのなかでも従業員とバックオフィス部門を繋ぐフロントシステムとして「SmartHR」の導入が決定しました。
■ 「SmartHR」に期待すること
「SmartHR」を導入することで、人事労務業務においての申請者側が求めている“承認登録のスピードUP”を実現させ、バックオフィス側では、属人的対応による「ムリ・ムダ・ムラ」を無くすことで、業務負荷の軽減に繋げていく。
これにより“申請する従業員”、これを受け“処理をする従業員”の双方にとって “ストレスフリー”な職場環境に少しでも近づけられることに期待をしています。
株式会社宇佐美鉱油 財務人事本部 人事部 部長 河重貴広様
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掲載内容は取材当時のものです。