約6,000人の年末調整手続きを効率化し、バックオフィス業務のDXを推進
■ 業務課題と「SmartHR」検討背景
株式会社すかいらーくホールディングスは、あらゆる業務領域にDXを取り入れることによる全社の生産性向上を目指しており、バックオフィス業務を担う人財本部においても「従業員の利便性と満足度の向上」、「人事労務関連業務の標準化・効率化」、「管理業務の工数削減」の3つの目標を掲げ、DX推進に取り組んでいます。こうしたなか、年末調整業務においては紙での手続きが多く残っており、印刷・発送、回収した書類の不備チェック、システムへの情報転記などに多くの工数が必要でした。さらに、手続きに関連する従業員からの問い合わせ対応にも多くの時間を要していました。同社ではこうした現状を踏まえ、年末調整業務のペーパーレス化と工数削減を実現できるサービスの導入を検討していました。
■ 「SmartHR」選定理由
「SmartHR」は年末調整、給与明細の配付、入社手続きといった幅広い労務管理機能を備えています。手続きに必要な情報は従業員のPCやスマートフォンから入力でき、収集した情報は直接「SmartHR」上に蓄積されます。手続きがオンライン上で完結するため、これまで多くのリソースを必要としていた紙にまつわる業務を大幅に削減できます。また、年末調整機能は簡単なアンケート形式での入力で、入力項目に関するヒントメッセージを表示できるため、入力ミス・漏れによる書類の不備防止や従業員からの問い合わせ対応の軽減につながります。さらに、わかりやすく使いやすいUI設計により、管理者だけでなく幅広い世代の従業員のスムーズな利用が期待できます。
上記の機能的な特徴に加え、密接な対話を通した的確な提案や、より良いサービスを目指した意欲的な姿勢を評価していただき導入が決まりました。
■ 「SmartHR」に期待すること
SmartHRの導入により、手続きの効率化に加え、業務運用を統一し従業員の利便性向上と管理部門の負担軽減を実現します。それにより、従業員が「お客様の笑顔」の為の業務に一層注力できる環境を整えていきたいと考えています。
株式会社すかいらーくホールディングス 人財本部 人財企画・運用グループ ディレクター 下谷 智則 様
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掲載内容は取材当時のものです。