Next 10

worker-friendlyで、日本の働くを変えていく

これからの10

新たなサービスビジョンを公開

10周年を機に、新たなサービスビジョンを公開しました。これまでの10年を引き継ぎながら、さらなる進化を目指します。

サービスビジョン

worker-friendly 働くみんなが使いやすい

働き手が減る時代でも事業成長できるのは、
一人ひとりが活躍し、成長する組織です。

それは、経営層と管理部門だけでなく、
全従業員が主体的に情報を活用し、自ら行動できる組織。

SmartHRは「働くみんなが使いやすい」システム。
新しい時代の組織づくりを力強く支援します。

worker-friendlyなサービスとは?

  • (1)みんなが使える

    • 管理部門はもちろん、従業員も直感的に使える
    • PCやメールアドレスが無い従業員でも、スマートフォン向けアプリで使える
    • アクセシビリティ強化と多言語対応によって、多様な従業員が使える
  • (2)みんなに価値がある

    • ペーパーレス化・自動化によって、管理部門と従業員の両方の負担を削減できる
    • 日々の業務でデータが蓄積・更新されるから、データの精度・活用度が向上する
    • 管理部門を介さなくても、現場の管理職が組織や従業員のデータを管理・活用できる
  • (3)みんなのために進化する

    • プラットフォームとID連携で、さまざまな外部アプリケーションも一体で使える
    • 人事労務だけでなく情シス領域にも拡大し、管理部門の業務がシームレスにつながる
    • さまざまな機能にAIを活用し、効率化とデータ活用がさらに進化する

SmartHR代表が見据える、これからの10

代表取締役CEOを務める芹澤雅人が考えるこれからの働き方、これからのSmartHR。サービス公開10周年という節目のメッセージです。

「働く」という行為を通して、人生をより豊かにしていく

芹澤 雅人

株式会社SmartHR 代表取締役CEO

株式会社SmartHR 代表取締役CEO 芹澤雅人の写真

2015年に生きる人が2025年にタイムスリップしたら、どんなことを感じるでしょうか。二次元コード決済、フードデリバリーサービス、ショート動画、リモートワーク、電気自動車、生成AI。

街にはかつてなかったテクノロジー活用があふれ、人々はより便利で、豊かな生活を送っているように見えるかもしれません。

この10年だけでも、多くの技術革新があり、僕たちの生活は変わってきました。しかし、そんな2025年の光景を見た過去から来た人は、同時にこうも思うのではないでしょうか。

「こんなに便利な世の中になっても、相変わらず、みんな忙しく働いているではないか」と。

1930年代、経済学者ケインズは「100年後には週15時間労働が実現する」と予測しました。技術が進歩すれば、人々はより短時間で労働を完了させられると信じていたのです。

一方で1950年代、経営学者ドラッカーは「技術の進歩は労働を奪うのではなく、より高度な知的労働へと変える」と考えました。資本主義社会においては、効率性の向上は時間の余白ではなく、より高度な労働を生み出すと捉えていたのです。

2025年を生きる僕たちの感覚に近いのは、ドラッカーのほうではないでしょうか。これから先もさまざまな技術革新が起こり、僕たちの生活や働き方は変化していくでしょう。しかし、「働く」との付き合いそのものは、そう簡単に手放せるものではありません。

だからこそ、僕たちは考えます。

技術が進歩していくのであれば、「働く」との付き合い方も、より良いものにしていけるのではないか。効率性や生産性を求めるだけではなく、「働く」という行為を通して、人生をより豊かにしていくことはできないか。

これが、SmartHR社として考え、挑み続けたい問いです。

今までの価値観や慣習にとらわれず、どうすれば一人ひとりが、その人らしく働いていけるのか。最新技術と創意工夫で、全く新しい「働く」の形を提案できないか。

この先SmartHRは、人事領域にとどまらず、バックオフィス全体の業務を変革し、新しい時代の組織づくりを支援するシステムとして、進化していきたいと考えています。

僕たちはこれからも、働く人や企業の声に耳を傾け、人が、社会が、本当に欲しいものをつくっていきます。

SmartHRがない働き方なんて、もう想像できない。そんな未来を目指して。

これからの働くをめぐる、視点と問いの道標

From SmartHR Mag.

働き方や組織をめぐるさまざまな前提が揺らぐ今、企業や個人はどんな視点で未来を捉え、どんな問いを手がかりに歩んでいけるのか。このシリーズでは、各分野の識者とともに、“働く”という営みのこれからを考えていきます。「こうあるべき」という正解を示すのではなく、変化の時代を進むための道標を多様な視点から探るインタビューです。

Story

守りをAIに預けたら、バックオフィスは何をする? 管理とリーダーの変革

入山 章栄の写真

企業の基盤を支えるバックオフィスは「管理」から「戦略的価値創造」へと役割を変えつつあります。AIやデジタル化が進むなか、この変化をどう進めれば、成長への力となるのか。経営学者・入山章栄さんに、バックオフィスとリーダーのこれからを聞きました。

Story

データだけで組織は耕せない。
「現場現物」と
共創のマネジメント

露木 恵美子の写真

なぜ仕組みを整えても、職場に活気が生まれないのか。効率化や環境整備が進む一方で、見落とされがちな「場」の力。多様な人がともに働く時代に、創造性を引き出す組織のあり方とは? 経営学者・露木恵美子さんの視点から、その鍵を読み解きます。

Story

ワイルドカードを手に入れろ。哲学で読み解く、
これからの組織と働き方

谷川 嘉浩の写真

不確実性の増大や人手不足、働き方改革など、企業が直面する課題はますます複雑に。そんな時代の「転ばぬ先の杖」として、今哲学に注目が集まっています。今回は哲学者・谷川嘉浩さんに、組織運営や仕組みづくりに活かせるヒントをうかがいました。